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海外FXの中でも有名な「Tradeview」ですが、皆さんはしっかりとTradeviewの特性を理解して利用していますか?また、Tradeviewを始めとした海外FXの中でどの会社を利用したら良いか迷っている方もいるでしょう。
利用する海外FX会社によってはパフォーマンスの差が大きくなったり、安心して取引が出来なかったりと取引環境に大幅な差が出てくるため、海外FX会社の選定は重要なポイントです。
そのため、今回はTradeviewの評判を紹介しながら、人気の理由や注意点を紹介します。Tradeviewを利用するかどうか迷っている方はご参考くださいませ。
目次
Tradeviewのここがすごい!メリット5選
Tradeviewの最大のメリットとして挙げられるのは以下の5つです。
- 目的別に使える4つの取引プラットフォームが用意されている
- ストップレベルが0のため、スキャルピングトレードを行う人に便利
- 35,000ドルの信託保全から安心して取引を行うことが可能
- NDD方式を採用しているため、透明性の高いトレードが可能
- ゼロカットシステムを採用しているため、追証を気にせずトレードが可能
以下、詳しく解説します。
目的に合わせて使える4種類の取引プラットフォームがある
TradeviewにはMT4・MT5・cTrader・Currenexの4種類で取引が可能です。特にMT4ではスタンダード口座とILC口座の2種類あります。
海外FXを取引する上で有名なプラットフォームであるMT4は2005年にサービスを開始して以来、多くのトレーダーに愛されており、自動売買プログラムやインジケータなどが豊富に用意されていることや拡張性が高いことが特徴です。
Tradeviewで取引可能なMT4口座の特徴
口座タイプ | 特徴 |
---|---|
スタンダード口座 | 最小注文数1,000通貨~/最大レバレッジ500倍/最低入金金額100ドル/取引手数料無料 |
ILC口座 | 最小注文数10,000通貨~/最大レバレッジ200倍/最低入金金額1,000ドル/取引手数料10万通貨の取引あたり2.5ドル |
スタンダード口座では取引におけるコストや入金ハードルが低いですが、ECN口座ではありません。一方、ILC口座は高コスト、入金ハードルが高くなっているものの、業界最安水準でECN口座を利用可能です。
Tradeviewで取引可能なMT4以外の口座の特徴
口座タイプ | 特徴 | |
---|---|---|
MT5 | ILC口座 | 最小注文数10,000通貨~/最大レバレッジ400倍/最低入金金額1,000ドル/取引手数料10万通貨の取引あたり2.5ドル |
cTrader | スタンダード口座 | 最小注文数1,000通貨~/最大レバレッジ200倍/最低入金金額1,000ドル/取引手数料無料 |
Currenex | ILC口座 | 最小注文数1,000通貨~/最大レバレッジ200倍/最低入金金額1,000ドル/取引手数料10万通貨の取引あたり2.5ドル |
各口座タイプによってILC口座なのかスタンダード口座なのか、最大レバレッジがいくらかといった差があるため、自分のトレードスタイルに合ったプラットフォームを選択しましょう。
特にcTraderはスキャルピングトレードに向いている口座となっているため、短期取引をメインにしている方は採用してみてはいかがでしょうか。
全通貨ペアのストップレベルが0!短期売買には特におすすめ
FX取引ではストップレベルと呼ばれる「現在の価格から何ポイント離れた場所じゃないと決済・発注の注文が出せない」というものがあります。
このストップレベルが大きいと自分の思った通りのトレードをするのが難しく、特に短期売買をメインにしている方は大きな影響を受けます。
Tradeviewではストップレベルが0のため、短期売買をメインにしている方は検討してみる価値ありといえるでしょう。
35,000ドルの信託保全があるので自己資金は比較的安全
信託保全とは仮にFX会社が倒産したとしても保険としていくらまでは保証するといったシステムです。
最近ではFX会社が倒産して証拠金がおろせなくなったというケースが減少したものの、完全にFX会社が倒産するケースがないとは言い切れません。
過去にはスイスフランショック等の大きな価格変動が起こった際には大手FX会社でも倒産するケースがありますので、信託保全があって損はないでしょう。
Tradeviewでは35,000ドル(約381万円)の信託保全が採用されているため、証拠金が381万円より大きく入金していなければ、全額保証されることと同義です。
海外FXはよくも悪くも国内FXとはルールが異なりますから、安全や利便性どちらをとるかで証拠金を381万円以上預けるかどうか慎重に判断しましょう。
透明性の高いNDD方式を採用している
TradeviewはNDD方式と呼ばれるインターバンクに直接取引を行うシステムを採用しています。
そのため、他の海外FX会社より手数料が高くなってしまうものの、FX会社内における決済操作が不可能なことから、不正のない取引が可能です。
証拠金が少ない内は証券会社の「のみ行為」があっても損害は少ないですが、大きな証拠金かつロットの大きいトレードをする際に呑み行為が発生すると全体の損失額も馬鹿になりませんので、最終的にNDD方式を採用しているFX会社を利用するのがオススメです。
追証の無いゼロカットシステムを採用している
追証とは証拠金よりも損失額が大きくなってしまった場合、差額の確定損失額を別途入金して補填することです。
海外FXでは「追証」が発生しない?日本との違いを踏まえて詳しく解説国内のFX会社や証券会社では追証を採用していることから、スイスフランショックやチャイナショック、EU離脱といった短期間で大きく価格が動いた場合、ロスカットラインや逆指値で正常に決済されずに損失額が証拠金以上の額になってしまう場合があります。
しかし、Tradeviewではゼロカットシステムを採用しているため、証拠金以上の資金は取られません。
ゼロカットシステムを採用していないFX会社を利用していた方の中には追証により多額の借金を背負ってしまった方もいらっしゃいます。
そのため、Tradeviewでは上記のような借金の心配をしないでFXトレードが可能となります。
おすすめの海外FX業者をランキングで紹介!自分に合ったブローカーを選ぼうTradeviewの3つの注意点・デメリット
Tradeviewのメリットを紹介しましたが、デメリットはあるのでしょうか。
Tradeviewを利用する上で注意しなければいけない点は以下の3つです。
- ロスカット水準が100%と高い
- ILC口座は10万円からの入金となっており、初心者には厳しい可能性あり
- ボーナスを用いた取引が出来ない
以下、詳しく紹介します。
ロスカット水準は100%!証拠金維持率に注意
TradeviewではFX取引における評価損失額が証拠金維持率の100%をきった場合、ロスカットされます。
ロスカットとは、評価損失額がいくらだったとしても強制的に決済されることいい、もし含み損に耐えたい場合は追加入金する必要があります。
多くの海外FX会社のロスカット水準は20%~40%台ですが、Tradeviewでは100%と高い水準のため、資金管理には注意しましょう。
ILC口座の入金額は10万円から!初心者にはハードルが高い
TradeviewにはILC口座とスタンダード口座が用意されていますが、ILC口座の入金金額は1,000ドルですので、約10万円からとなっています。
FXを始めて利用する方にとっては10万円という金額はハードルが高いでしょう。また、スタンダード口座を利用すれば少額から取引可能ですが、ECN口座を利用することが出来ません。
ボーナスがないTradeviewではスタンダード口座を使うメリットは薄いため、10万円以上を用意してからILC口座を使うのがオススメです。
ボーナスキャンペーンがない
海外FX会社の大きなメリットの一つである「ボーナス」がTradeviewには用意されていません。
そのため、ボーナスを試しに使ってFXに触れてみるという初心者向けのFX会社ではないことが伺えます。
海外FXはボーナスが強力!各種ボーナスの内容やおすすめの海外FX業者を紹介Tradeviewの評判まとめ:おすすめするのはこんな人!
今回はTradeviewの評判を紹介しながら、人気の理由や注意点を紹介しました。
Tradeviewの評判として特に押さえておくべきポイントは以下の5点になります。
- 35,000ドルの信託保全が魅力的のため、安心して取引が可能
- NDD方式を採用のため、証拠金が多い方や中級者~上級者にオススメ
- ロスカット水準が100%と高めなため、海外FX会社の中でも厳格なに資金管理を徹底する必要がある
- ICL口座の入金は10万円のため、初心者がFXを始めるにはハードルが高い
- 低スプレッドのため、高レバレッジを使いながら低コストで取引が可能
TradeviewはNDD方式を採用している点や35,000ドルの手厚い信託保全がある点から、海外FX会社の中でも透明性が高い反面、ICL口座の入金が10万円な点やロスカット水準が100%な点から初心者にはハードルが高い海外FX会社であることが伺えます。
そのため、10万円以下の資金力の方もしくは初心者の方は他の海外FX会社で資金を増やしてからTradeviewに移行するのがオススメです。
証拠金が増えれば増えるほど、安全な海外FX会社を利用していくのが重要となるため、ボーナスを利用したダイナミックなトレードではなく、堅実なトレードがしたいという方はTradeviewを利用してみてはいかがでしょうか。
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